手洗いや消毒による手荒れについて

冬になり、乾燥での手の症状悪化の方が増えてきています。

◇乾燥や荒れる原因

ハンドソープや石鹸による手洗いは、汚れだけでなく、

バリア機能として働く皮脂膜や皮膚の中のうるおい成分までも
洗い流してしまいます。

また、消毒用に使われている高濃度のアルコールも

皮膚のうるおいを奪い乾燥させてしまいます。

◇バリア機能が低下すると

手肌に乾燥や荒れが起こり、ひどくなると、
ひび割れ・あかぎれなどを引き起こします。

特に寒い季節は、気温も湿度も下がり肌が乾燥しやすく
バリア機能が非常に低下しやすい状態です。

◇軟膏やクリームでケアを

手洗いやアルコール消毒による手荒れや乾燥を防ぐのに効果的なのは
やはり『保湿』です。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
意外と出来ていない方が多いです。

手洗い・消毒のたびに丁寧に保湿するという基本的なことが大切です。

亀裂などがある方やあかぎれがひどい方には

当院の軟膏（１６８等）がおススメです。

※適さない軟膏もありますので、ご使用前にお問合せください。

いつも以上のケアを行い、悪化を未然に防ぎましょう。