秋の乾燥について

最近朝晩が涼しくなり
夏に比べ過ごしやすい季節になってきました。

しかしこの時期の乾燥には注意してください。

この時期の乾燥を放っておくと症状が悪化してしまいます。

朝晩涼しくなると
湿度が下がり
夏よりも乾燥しやすくなっています。

夏場は自力で保湿できていた部分も
肌がまだしっかり治りきっていない部分は
乾燥が出てきます。

軽い乾燥を放っておくと乾燥が更に悪化し
症状のぶりかえしや悪化を引き起こす原因となります。

◆　対策　◆

・夏場よりも乾燥が出だした部分は

　外用薬の塗る回数を増やす
　軟膏の塗布量を少し増やすなどが効果的です。

　※軟膏をあまりに厚く塗りすぎるとかゆみが出る場合もありますので
　　注意が必要です。

・まだまだ日中は気温が高く汗をかきやすいです。
　夏同様の汗対策が大切です。

・秋は真夏に比べ汗の量は減りますが
　じんわり汗をかいた場合も汗の成分は皮膚に付着しています。
　水で洗い流す
　濡らしたタオルで拭くなど
　汗を流すことが大切です。
　※汗対策をしないと乾燥している部位に汗のかゆみの成分が入り込み
　　かゆみを引き起こしたり症状を悪化させます。

この時期にしっかり汗対策や乾燥対策をしておけば
秋から冬にかけて症状が安定しやすくなります。
秋に向けての対策をしっかりして頂き、症状の悪化を防ぎましょう。
万が一、夏場の汗で悪化された方、症状が乏しくない方は、早めに受診をして頂くことをお勧めします。