医療法人社団　爽治会

こんにちは♪　国沢内科医院です。

令和３年も最後の月になり、寒さもきつくなってきましたね。

寒くなると感染症が流行る理由はというと….

　　空気が乾燥する冬はウィルスの水分が蒸発し軽くなり、空気中に浮遊しやすくなるためです。

　　また、私たち人間も体温が下がることで自然抵抗力という免疫力を担うリンパ球の働きが下がることも関係するようです。

そこで大事になってくることは冬の健康管理です。

　・手洗い

　　　　流水で石鹸を使用してやりましょう。

　・うがい

　　　　ぶくぶくゆすいだらガラガラと喉の奥をきれいに、最後にぶくぶくゆすいで下さい。

　・マスク着用

　　　　隙間がないように鼻までしっかり覆って下さい。捨てる際はゴム紐を持って外して下さい。

　・予防接種

　　　　重症化を防ぐためにも受けましょう。

さらに寒い時期だから体に及ぼす影響もあります。

　　・ヒートショック

　　　　急激な温度差により血圧が急激に変動し、脳出血、心筋梗塞、脳貧血などを起こすことです。

　　　　予防策として、外出時は防寒着を着る、浴室は暖かくする、入浴前後に水を飲むなどです。

　　　　持病を持っている方は特に気をつけましょう。

　　・脱水症状

　　　　脱水って夏に気をつけるものじゃないの？と思われがちですが、冬は暖房器具の使用などで湿度が下がります。

　　　　口の中が粘る、身体がだるくなるやふらつくなど隠れ脱水のサインです。

　　　　こまめに水分を摂ることを心掛けましょう。

みなさま、元気で寒い冬を乗り切りましょう！