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アトピー性皮膚炎
あとぴーせいひふえん
アトピー性皮膚炎とはアトピー性体質のある人に生ずるかゆみの強い、慢性に繰り返す湿疹(しっしん)。
遺伝的アレルギー性体質(アトピー性体質)をもっている人は、生まれつき、いろいろな物質に過敏で、触れたり吸い込んだり、そのほか生活環境のいろいろなものが刺激となってこの皮膚炎をおこす。
Aさん 女性 37歳
平成21年3月7日に来院。内服薬・外用薬で治療を開始。
初診時 症状:顔・全身→ごわつき・赤み・乾燥
ステロイド(アルメタ)を1日2,3回使用
中医薬使用開始より4ヶ月ほどでステロイド使用停止
《初診時 平成21年3月7日》 《治療開始から2年1ヶ月後 平成23年4月13日》
現在 初診時と同一人物とは思えないくらいの肌にまでなりました。
時期や体調によっては症状が少しですが出る事もある為、内服薬・外用薬とも量を減らして継続中。
Aさんのアレルギー数値(基準値:IgE170・好酸球0〜6)
<治療開始時> <治療開始より7ヶ月後> <治療開始より2年8ヶ月後>
2009年3月 2009年10月 2012年11月
IgE 58700(正常の345倍) IgE 14000(初診時の1/4に減少) IgE 2008(初診時の約1/30に減少)
好酸球 17 好酸球 5.7 好酸球 5
※IgE→アレルギー(アトピー・喘息・花粉症などすべて含んだ)の体質をどれだけ持っているかを見る数値
※好酸球→体内で起こっている痒みが原因でおきる炎症の度合い
《患者さん本人が治療中気をつけていた事・感想など》
・ 皮膚が乾燥してくるとつっぱり感や、かゆみ、痛みがあったので乾燥すると塗る、乾燥すると塗るという具合にしていました。
・ 蕁麻疹が出ると非常に痒いので、150のローションの後に150Hのローションも蕁麻疹の部分には追加していました。
・ 髪も抜けていたのでローションをたっぷり頭皮にも使っていました。
・かゆみは治療開始すぐからすごく楽になりました。髪も序々に生えてきました。
・夏場は汗むれなどでかゆみが出るので濡れタオルで汗を拭き取った後、ローション、ゼリーを使用し、顔はローション、クリームを特に気 になる目の周りなどはたまにローションパックをしていました。
注1)治療経過には個人差があります。
注2)ご本人の了承を得て掲載させていただいております。
2013年04月24日